筆記具⑤ フレンチブルー
筆記具紹介は今回で一段落とします。
そんな最終回はこちら。
明るいブルーがとにかく目を惹くウォーターマン。
透き通る青、夏の似合う一本です。
シルバーとブルーの切り替えも効いており、チープになり過ぎないデザインがグーです。
デュポンのデフィとは対照的に非常に軽い書き味、持ち味。
さらさらっと書けます。
ただインクはやや粘り気のあるものになっており、書いた字は軽くなり過ぎない。
書き疲れしない一本です。
うーんな所を挙げるとすれば、ブルー部分の塗装がやや滑りやすく、落としやすいとかといった程度かと思います。
買った後に調べて知ったのですが、ウォーターマンは元々保険外交員で、ペンのインク漏れで契約書を汚してしまい、大口取引を逃した経験から世界初の万年筆を開発した方らしいです。
金融機関の人間にとっては、ウンチクも語れる一本です。
拙い文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。